死が二人を別つまで

紛らわしいタイトルでごめんなさい。
ガガとケイティは元気です。

こっそり読ませていただいていた
「オカメインコ☆てんちゃん」との日々。のてんちゃんが
16日の朝、息を引き取ってしまったそうです。

ああ、生きものを飼うってことは
いつかお別れの時が来るんだ…というのを
改めて考えさせられました。

実はガガとケイティを飼い始めたころ、
朝いつものようにカバーを取ったら息を引き取ってた…
という夢を何度か見ていました。
きっと、ここ何十年と生きものを飼っていなかったので、
不安が大きかったんだと思います。

その夢を見る度、ああ、本当に明日、明後日、
いや今日急にいなくなってしまうかもしれない。
出かける度、ご飯を食べずに弱っているかもしれない。
その不安と常に闘っていました(大袈裟だけど)

でも、そんなことではいけない、
言霊じゃないけれど、そんなこと考えてたら本当にそうなってしまうかもしれない。
と、この子たちの命を信じることにしたんです。

ハッキリ言って、私はこの子たちを幸せにしている!と断言はできません。
何が幸せかなんて人間同士でも千差万別なのに、そんなこと言えない。私は。

でも、私なりに精一杯の愛情を注いで、ウチなりの育て方をして、
ただ毎日を一生懸命生きているその命を心から信じて、
ありがとう、大好きだよ、と伝えている。
そうしているうちに夢も見なくなって、出かける度の不安も小さくなっていった。

何が正しいとか間違っているとかは分からないけれど、
命と共存していくことは運命としかいいようがない。
あの日、あの時、あのタイミングで一緒に暮らすようになった、
それってものすごく尊いものだと思う。

おばあちゃんが亡くなって、娘が生まれたことで、
命は尊くて美しい、誰にも左右できないものだと知った。

鳥だって犬だって猫だって、心無い人に命を奪われたとしたって、
その命は誰のものでもない。

私が案じようが案じまいが誰のものでもない命なら、
心の底から信じるしかない。

今日も1日ありがとう。また明日もよろしくね。

例えお別れの時が来たとしても

今までどうもありがとう。生まれ変わったらまた遊ぼうね、と。

うまく言えないけれど、そういう気持ちで私はガガとケイティと暮らしています。

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2 Responses to “死が二人を別つまで”

  1. tenten より:

    はじめまして。こんばんは。
    てんのこと、記事にして下さってありがとうございます。
    そして先日はあたたかいお言葉ありがとうございました。
    朝起きて覆い布を開けるたび、てんの姿を見てはホッとして、
    出先から帰って姿を見てはホッそして、
    「今日も元気でいてくれてありがとう」という気持ちでした。
    毎日、今日も元気でいてくれますように…と願ってやみませんでした。
    年を重ねることは、ある意味そういうことでもありますもんね。
    別れはいつかくる。後悔のないようにありったけの愛情を注いで育ててきました。
    残念ながら急遽お迎えがきてしまったんですけど
    掌で最後を看取ってやれてよかったです。
    ガガちゃんとケイティちゃんもきっと、
    ひろのさんの愛情を感じているでしょうね(^^)
    初コメントで長文になりましたm(_ _ )m
    本当にありがとうございました。

  2. ひろの より:

    >tentenさん
    tentenさん!コメントありがとうございます^^
    急なお別れで残念だったと思いますが、
    最後がtentenさんのあたたかい手のひらだったので
    てんちゃんも寂しくなかったと思います。
    きっとぽかぽかでお空に帰れましたよね。

    てんちゃんとお別れしてからもてんちゃんとの思い出を語るtentenさんは
    本当にステキな方だと思います。
    きっと幸せな時を過ごしたからですよね^^
    ブログからひしひしと伝わってきます。
    私もガガ、ケイティとそういう時間を過ごして行きたいです。

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